大阪府立病院機構大阪はびきの医療センターは、同センターの実施設計と施工を委託する総合評価一般競争入札を実施し、落札者を138億8000万円(税別)で竹中工務店に決めた。
同社と戸田建設、大林組・内藤建築事務所JVが応札、次点は戸田建設だった。このほかに清水建設と大成建設も参加表明したが、辞退している。予定価格は138億8375万円(同)だった。
同センター(羽曳野市はびきの3)の施設老朽化に伴う現地建て替えを実施設計施工一括(DB)方式で進める。
新築する建物は新病院棟がS造6階建てで免震構造を採用する。その他医療ガス機械室(RC造平屋建て)、渡り廊下(S造平屋建て)などで構成、基本設計時点での総延べ床面積は約3万3700㎡を見込む。
総合評価の審査は横田隆司阪大大学院教授、小菅瑠香帝塚山大准教授、渡部嗣道大阪市大教授ら審査委員会メンバーが当たった。基本設計は山下設計、基本設計CM業務は日建設計コンストラクション・マネジメントが担当した。
委託期間は2022年12月27日まで。20年度の本体着工、23年春の開業を目指す。
大阪はびきの医療センター 新病院整備事業
コメントを残す