東芝エネルギーシステムズ株式会社(東芝ESS)は、世界最小の重粒子線がん治療装置となる「次世代超小型量子線がん治療装置(量子メス)実証機」向けの超伝導シンクロトロン加速器の製造を開始した。
東芝ESSは、本実証機の製造を2026年度末までに行い、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(量研)が千葉地区(千葉市稲毛区 量子生命・医学部門量子医科学研究所構内)において建設中の量子メス棟(仮称)内に設置、薬機法の承認などを経たのち、量研は本実証機の臨床運用を計画している。
重粒子棟の建設は16億円程度とされる。
出所:東芝エネルギーシステムズ ニュースリリース、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 プレスリリース、 「量子メス棟施設整備事業」
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