滋賀県高島市の病院で、給食を食べた入院患者など12人が下痢や発熱などの症状を訴え、このうち、入院患者で92歳の男性が死亡しました。県は給食による集団食中毒と断定し、病院内にある給食施設を31日から2日間の営業停止処分にしました。
滋賀県によりますと、今月25日、高島市のマキノ病院から「入院患者数人が下痢などの症状を訴えている」との連絡がありました。
保健所が調べたところ、8日前の今月17日に病院内の給食施設で調理した昼食を食べた入院患者8人と職員など、合わせて12人が下痢や発熱などの症状を訴えたということです。
このうち11人は快方に向かっているということですが、入院患者の92歳の男性が死亡しました。
滋賀県は、症状を訴えた6人からはサルモネラ菌が検出され、全員が同じ給食を食べていることから、給食による集団食中毒と断定し、給食施設を31日から2日間の営業停止処分にしました。
一方、男性の死亡と食中毒の関連については分からないとしています。
給食施設は大阪市の業者が運営していて、28日から営業を自粛しているということで、病院では別の業者から食事を調達し対応しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191030/k10012157391000.html
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