加西市の加西病院建替 年内に基本計画着手

市立加西病院

兵庫県加西市は、市立加西病院将来構想検討委員会が提出した意見書を受けて、年内にも基本計画作成に着手する。
検討委員会の意見書では、病院の今後の在り方として、将来担う医療機能や経営改善方針を示す他、老朽化が進んでいるため建て替え計画を早期に着手することが望ましいとしている。

市立加西病院の経営状況

市立加西病院の経営改善に対する取り組みにより、平成 28 年度から平成 30 年度にかけて、医業収支は改
善していますが、依然として医業収支・経常収支は赤字の状況が続いています。
平成 27 年度から平成 29 年度にかけて、延べ入院患者数(病床利用率)及び延べ外来患者数は低下傾向に
ありましたが、平成 29 年度に地域包括ケア病棟を導入後、地域のポストアキュートやサブアキュートの入院受入を拡大する地域連携等の取り組みによって、入院患者数は平成 30 年度に改善が見られています。

市立加西病院の将来方針について

市立加西病院は、地域包括ケアシステムにおいて中心的役割を担い、加西市民から医療保健全般で信頼さ
れる地域多機能型病院となることを目指します。

ア. 急性期

主要疾患に対し 2 次救急機能までの保有、救急搬送の受け入れ、認知症などの高齢者へも対応した急性
期医療の提供を行う。2.5 次以上の救急機能に対して近隣の高度急性期病院と迅速な患者連携を行い、
急性期医療の提供が効率的にできる体制の構築

イ. 回復期

近隣の高度急性期で受療した患者の回復期医療での受け入れ、ポストアキュート機能の提供。回復期病
床の拡充、全疾患に対応したリハビリ体制の構築による受け入れ体制の強化
回復期病床は地域包括ケア病床とともに必要に応じて回復期リハビリテーション病棟運用の検討
在宅の患者の容態に応じた入院への受け入れ、サブアキュート機能の提供。医師会、介護事業者との連
携体制の強化

ウ. 慢性期・介護機能

将来的に施設サービスが不足する際においては、公営だけでなく民間運営も考慮した効率的な施設運営を
前提とした長期療養・施設サービスの提供

エ. 外来・在宅機能

訪問看護、訪問リハビリを中心に、医師会と連携した在宅サービスの提供。地域の診療所、介護事業者と
の連携体制の強化、医療介護の在宅サービスの効率化
医師会と連携し外来体制の構築、不足診療科に対する加西市民のニーズに可能な限り対応

オ. 予防

市民の健康増進のための啓発活動や予防医療の提供。市と病院との連携強化や民間を含む事業者と連
携をした健康管理、健康増進サービスの提供

市立加西病院(266 床)

〒675-2393
兵庫県加西市北条町横尾一丁目13番地

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