松本市立病院の移転新築情報

松本市立病院

松本市立病院の市立病院建設基本計画見直し骨子が9月21日議会で承認され、移転先はアルピコ交通上高地線波田駅前の「波田中央運動広場」となった。開院は5年後の令和8(2026)年を見込む。

新松本市立病院は令和8年に開院予定

松本市立病院 現病院概要

  • 病床数…199床
  • 診療標榜科…内科、小児科、外科、整形外科、産科、婦人科、脳神経外科、泌尿器科、麻酔科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科 放射線科、リハビリテーション科、循環器内科、消化器内科、人工透析内科、糖尿病内科、内分泌内科、呼吸器内科、乳腺外科、肛門外科、消化器外科、形成外科、ペインクリニック、整形外科、救急総合診療科、歯科口腔外科(27診療科)
  • 併設施設…訪問看護ステーション、託児所
  • 敷地面積…16, 983㎡
  • 延床面積…15,200㎡

新病院コンセプト

新病院のコンセプトとして、「コンパクトな地域密着型多機能病院」を掲げ、基本構想では5つの柱に基づき作成されている。

  1. 全人的かつ全人生医療を提供
  2. 感染症について松本医療圏で中心的役割を担う
  3. デジタル技術を用いて地域差のない医療を提供する
  4. 心安らぐ療養環境を提供する
  5. 環境変化に対応できる持続可能な病院経営を行う
新しい松本市立病院は5つの柱からなる

新病院移転先は波田駅前

松本市立病院の市立病院建設基本計画見直し骨子が9月21日議会で承認された。移転先はアルピコ交通上高地線波田駅前の「波田中央運動広場」。

選定理由として、利用者や公共交通の利便性、現病院との地理関係が挙げられている。

  • ⑴ 利用者の日常生活における利便性…波田支所、波田小中学校等の公共施設や商業施設等が集積し、歴史的・文化的にも今日に至るまで、この地域の拠点である。通院と合わせて周辺施設等とのワンストップ・サービスに寄与できる。
  • ⑵ 公共交通の利便性…西部地区(奈川、安曇、梓川)の玄関に位置し、交通の要・結節点でもあり、コミュニティバス路線の充実、松本電鉄上高地線波田駅前であることから、公共交通の利便性が高い。
  • ⑶ 現病院施設の後利用…現在の松本市立病院から近く、新病院の診療と関連した後利用を検討できる。
    • 既存病院西棟の建物は、借入金の未払いがまだ残っているが、病院以外の使用は一括償還の必要があるため、今の分割払いが認められる病院の機能を残す等を検討する。例えば、訪問診療・訪問看護の拠点、あるいはフレイル予防センターとしての利用や、何らかの行政機能、建物としての貸し出し等。

基本構想からの見直し結果は病床数180床

基本構想作成時点の新病院では、総病床数を191床とし、一般急性期病棟(特殊疾患含む) 90 床、リハビリテーション病棟39 床、地域包括ケア病棟62 床となる予定であった。

  • 病床数は、現在と比べ、8床減
  • 急性期病床は、現在と比べ、27床減
  • 急性期 I 病棟には、感染症病床6床を含む(ユニット化)
  • 回復期リハビリテーション病棟は、現在と比べ、6床増
  • 地域包括ケア病棟は、現在と比べ、13床増

その後、一部に見直しが発生している。

  • 急性期病床数を削減する。
  • 放射線科は廃止し、産婦人科は縮小するが、その他の診療科については継続する。
    • 放射線科は、これまでも常勤医師の配置はなく、放射線治療等の診療を行ってきていないため、標榜科から外すもの。CTやMRI等の画像診断(読影)は、今までどおり継続。(パブコメ回答より)
  • フレイル予防センター設置を視野に入れ、フレイル外来を開設する。
  • 病床数は、将来を見据えた医療需要・診療機能・財政予測に基づき、一般病床174床と感染症病床6床を合わせて、180床とする
  • 一般病床(174床)の稼働率の目標を95%とする。
  • 個室割合を全病床の50%(有料個室割合を全病床の30%弱)とする。
  • 病院の経営形態については、地方公営企業法全部適用を継続するが、地方公営企業事業管理者による改革実績を見極めた上で、地方独立行政法人化を検討する。

新松本市立病院の建築規模(概算)は80億円

  • 敷地面積 11,800㎡程度
  • 建物階数 4階
  • 延床面積 15,000㎡程度
  • 建築面積 3,800㎡程度
  • 総事業費 79.1億円程度(太陽光発電、免震構造の約3.1億円は別)
  • 注)用地取得費を含む。建物解体費は含まない。

出所:松本市民病院HP

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