松本市立病院 建替え 180床で124億円

新しい松本市立病院の基本設計が完了
新しい松本市立病院の基本設計が完了

松本市立病院は新しい松本市立病院の基本設計が完了したとして、設計業者による外観ビジュアルを公開した。

新病院の建設事業は、平成24年から検討を開始。コンパクトな地域密着型多機能病院を目指す計画。

2022年の基本計画時点では総事業費は約87億円と試算したが、基本設計完了前における概算事業費の総額は、124億円となることが、経営計画中に記載されている。これは当初計画の約1.4倍となる。工事費に限れば約1.5倍。

項目2022年2024年増加率
病院建設工事費、外構工事費、設計、工事管理費等7,34110,947149%
医療機器購入費800800100%
什器及び備品購入費200200100%
用地費(急傾斜地崩壊対策含む)、移転費等400490123%
合計8,74112,437142%
松本市立病院の建て替え事業費 単位:千円
項目概要
病床数180床
敷地面積約11,500 ㎡
建物階数5 階建
延床面積約15,000 ㎡
建築面積本 棟 約3,400 ㎡設備等含む総面積 約4,000 ㎡
駐車場台数約450 台
松本市立病院の建て替え概要

今後のスケジュール

今後は2024年度中に実施設計を行い、2027年度の開院を目指す。

松本市立病院は2027年度の開院予定

出所:松本市立病院経営強化プラン<2024(令和6)年度~2027(令和9)年度>松本市立病院建設基本計画(令和4年3月)