EBITDAの事業費くん 建築費シミュレーター

建築費シミュレーター 借入利息計算くん
建築費シミュレーター 借入利息計算くん

「EBITDAの事業費くん」はEBITDAを返済原資として、投資額を試算するシミュレーターです。入力フォームに現状の数値を入力していくと、現状ベースの投資額が試算されます。

EBITDAは税引前利益に、特別損益、支払利息、および減価償却費を加算したものです。
EBITDA = 税引前利益 + 特別損益 + 支払利息 + 減価償却費(有形固定資産償却費と無形固定資産償却費の合計)

ここではEBITDAを恒常的に得られる利益=投資原資とし、うち何割程度を返済原資とするか、また何年の投資期間(返済期間)とするかによって、投資可能な額を計算するものです。お手持ちの決算書を参照し、シミュレーションできます。

減価償却費は、固定資産の取得に要した支出を、その資産が使用できる期間にわたって費用配分する会計処理で、費用としていますが、キャッシュ(現預金)の流出が伴わず、手元に残るものです。


支払利息から受取利息を差し引いた実質利息を入力します。ここでは「支払利息を負担する力」として評価していますが、建替え後も同じ借入・返済が続く(建替えに関する返済が上乗せになる)場合、その利息分はここで計上しない方が良いかもしれません。


税引前当期利益はプラスの値を入力することが望ましいです。マイナスの場合、そもそも投資する余力のない事業構造ということになるため、経営改善を先に着手しましょう。



EBITDAのうち、返済原資(元本と利息)とする割合です。特に決まりはなく、半分程度を投資に回す、でもよいかもしれません。


何年かけて投資を回収するか、または返済期間を入力してください。病院の建て替えの場合、20~30年となることが多いですが、決まりはありません。


今の事業構造(収支)を維持できる場合の投資余力です。新たな事業構造となり、EBITDAが変わる場合、この限りではありません。


新病院建設により、機能が向上する等、EBITDAがプラスになれば、投資可能額も変わります。
詳細な事業計画は適切な事業者に相談しましょう。