大阪母子医療センター建替基本設計業務とCM業務選定

大阪母子医療センターは、建替基本設計業務及び基本設計コンストラクション・マネジメント業務の最優秀者の選定結果を公表した。基本設計は安井建築設計事務所・シップヘルスケアリサーチ＆コンサルティング共同企業体、CM業務は日建設計コンストラクション・マネジメント株式会社大阪オフィス。

基本計画の概要

新病院では、研究所併設の強みも生かした、全国トップクラスの周産期・小児の高度医療・研究機関を目指し、府域の医療ニーズに応じ、地域機関と連携して幅広い周産期・小児診療・母子保健の充実させる。

周産期医療

府内随一の総合周産期母子医療センター
(1) ハイリスク妊産婦（ローリスクの妊産婦も積極的に）
(2) 低出生体重児等ハイリスクな新生児
(3) 母体・新生児救急搬送の基幹施設

小児医療

小児中核病院として高度な小児医療の提供
(1) 小児希少・難治性疾患に対する高度専門的医療
(2) 幅広い小児の内科・外科的疾患に対する高度な医療
(3) 小児救急（4）在宅・移行期医療

研究所

周産期・小児に関する疾病の原因解明や治療法の開発研究

病院規模（病床数）は約300床

患者数分析から算出した2030年度時点病床数を稼働90％で運用⇒約300床（現状稼働病床数343床）
○周産期部門・・・据え置き（分娩数増で増床の可能性あり（参考⑥））
○小児部門・・・・周辺地域から患者が来院する疾病は人口動態による減少を考慮：約180床
※病床数については、いったん約300床とするが、引き続き検討していく。
※診療科については、現時点で確定した変更予定は無いが、将来的には新設や変更の可能性あり