2024年3月1日、岐阜県美濃加茂市の中部国際医療センター陽子線がん治療センターが診療の受付を開始した。
日本初 世界最新の陽子線がん治療装置を導入
360度さまざまな方向から照射(三次元照射)することができる世界最新の治療装置であるアメリカ・バリアン社製 ProBeam360°を日本で初めて導入。腫瘍の形状や大きさに合わせて精密に照射することができるスポットスキャニング法を採用し、治療ベッドも自由に動くため、より効率的な陽子線治療を可能になる。
中部国際医療センターは、33の診療科、高次医療機器や高い専門性をもつスタッフが連携し、がん以外の疾患にも診療科の垣根を超えて対応している。陽子線治療を受ける患者にがん以外の疾患があっても、必要な精密検査や治療を迅速に受けることができる。また、陽子線治療に伴う副作用があった場合でも、院内の診療科が適切に対応できる。
同医療センターのウェブサイトでは、治療にかかる費用のモデルケースを紹介している。
出所:中部国際医療センター
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